アポアホテル津店から徒歩2分にある駅ビル「チャム」。
その2階にあるラーメン屋「ぎんや」が今日の俺の対戦相手だ。
入り口からはいりやすい空気を感じる。・・・罠か?
・・・満を持し、深呼吸して乗り込む。
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ここで一つ注意点だ。この店は食券を入口奥の券売機で購入してから戦場(テーブル)へ向かってくれ。これを忘れると、
「すいません、先に券を購入してくださーい」
と優しく言われちゃうぞ!
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今回の俺のターゲットは「台湾混ぜ郎(930円)」だ。この店のデカ盛りは2種類ある。
塊肉の乗ったノーマルの「混ぜ郎」と、ピリ辛のひき肉が乗った「台湾混ぜ郎」だ。
ノーマルの混ぜ郎も捨てがたいのだが、俺は「ピリッと辛い紳士」な男。
ここは台湾混ぜ郎でいいだろう。
食券を購入すると店員が飛んでくる。そしておもむろにこう言うだろう。
「サイズはどうされますか?」
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事前に入り口の看板で勉強していた俺はすぐ答えた。
「一番大きいのでお願いします(勉強不足)」
「特盛ですね!」
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ちなみにこの店の混ぜ郎シリーズ(2種)にはサイズが3種類あるぞ。
1.並盛(普通サイズ)
2.大盛り(1.5倍ぐらい?)
3.特盛(1kg)
料金は同じなので食べ切れる量を選択してくれ。
歴戦の勇士は特盛で行こう!
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「お好きなカウンターへどうぞ」
店員がまた俺に声をかけた。時間をずらして行ったので客は俺を除きただ一人。
店員に会釈して一番奥のカウンターに着席する。
さあ来い!俺の宿敵よ!(←まぜそばです)
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「お待たせいたしました。台湾混ぜ郎です」
想像はしていたがかなりの量だ。宿敵(ライバル)と呼ぶにふさわしい。その威風堂々とした風貌。
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お箸を持って「いただきます」と気合を入れる。
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余談だが、俺は外食時でも「いただきます」「ごちそうさま」を言ってしまう癖がある。
一度コンビニのイートインスペースで店員に、「ごちそうさま」と言って嫁に「恥ずかしいからやめて」と言われたことがあるぞ。
みんなも気をつけよう。
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卵を崩し幾度となく混ぜる。そして一口。
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お口に広がるひき肉の辛味とまろやかな卵で幸せなひと時を満喫する。
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とんでもなく頑張ってなんとか完食。
帰路に着いた俺は家につくまでに3回コンビニにトイレを借りたことはまた別のお話。